家政婦は見た!銀行員も見た!-中小企業の台所事情-

 
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経営と会計は違う?④

4月は100万円の損失で、5月は150万円の利益が発生したことになります。

この考え方が正しいとするならば、4月に損失が生じてしまったのは何がいけなかったのでしょうか。
答えは商品を仕入れたからです。

それでは5月に150万円の利益がでたのは、何が良かったのでしょうか。

これは商品を販売したからですね。このことは、もし商売を成功させたいなら商品を仕入れるのを中止して、販売だけに意識を集中しなければならないと言っているように聞こえます。でも、そんなバカげたことにはなりませんね。

今まで、私たちが確認していることはキャッシュフローのことで、利益のことではありません。

4月に何も受け取らずに100万円の現金を支払ったことは事実です。また、5月は何も支払わずに150万円現金を受け取ったのも事実です。


つづく



士學舎 ―実学簿記学校―
〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町15-20 モナーク川越602号
049-256-7610 049-256-7610
sato@shigakusya.com

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経営と会計は違う?③

僕がアパレル関係の事業を始めることにしたとして、この計算式を当てはめてみましょう。

4月の初旬に僕は貯めたお金100万円を出資して会社を開業したとします。

4/15にその資金で100万円の商品を仕入れました。
5/20に、仕入れた商品すべてを150万円で販売したとします。

さて、それぞれの月に僕はいくら利益を上げたか計算してみましょう。


4月は、商品の仕入れに100万円を使っただけで、売上は一切ありませんでした。
この期間に先ほどの計算式(利益=収益-費用)にあてはめてみます。

4月度の利益=(4月の売上高-4月の仕入高)
      =(0円-100万円)
      =(100万円の損失)

5月は、反対に支出がなく売上150万円を得ました。

5月度の利益=(5月の売上高-5月の仕入高)
      =(150万円-0万円)
      =(150万円の利益)


この結果から、何が分かるでしょうか?

つづく

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経営と会計は違う?②

たしかに会計は、経営の結果を数字に変えて可視化したものであるから数字の計算、
いわゆるカネ勘定であることは、間違いありません。


しかし、会計の機能は過去の記録だけを記録するものではありません。
過去の会計情報をもとに、将来どう行動すべきかを指示してくれるのも会計です。

経営の一部が、会計ですから、売上を増やすことや、費用を減らすことが、
経営の話であれば、それは会計の話でもあります。もう一度、利益の計算式を思い出して下さい。


利益とは売上高から費用を差し引いたものでしたね。



でも、果たしてそうでしょうか?

つづく

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経営と会計は違う?①

こないだ、会計では、利益の計算を

収益 - 費用 = 利益

として、計算しました。

この、収益の重要性については、説明しました。
収益のもとは売上のことです。

売上を上げるのに、今ほど大変な時代はないことも説明しました。

友岡氏によれば、利益を出すためには、当然売上高を増やす、か、費用を減らすしかないけれど、この売上を増やす、や、費用を減らす、は会計の話ではないと言っています。売上を増やしたり、費用を減らしたりすることは、経営の話です。会計の話は何かといえば、売上や費用を計算することであり、それはカネ勘定であるとしています。そして、ここで、注意しなければならないのは、会計は単なるカネ勘定ということなのです。
『なぜ「会計」本が売れているのか?―「会計」本の正しい読み方』p47-48(友岡賛、税務経理協会)

会計は単なるカネ勘定であるという友岡氏のコメントはどう思いますか?

会計は単なるカネ勘定であって 、売上を増やしたり、費用を減らしたりする経営の話は区別しなければならないということです。


しかし、僕はここは少し違和感があります。(友岡先生ゴメンナサイ)


つづく

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