家政婦は見た!銀行員も見た!-中小企業の台所事情-

 
2
3
4
5
6
10
11
12
13
14
15
16
19
20
21
22
23
24
25
26
27
30
11


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

なぜ、会計の授業がツマラナイか?③

会計は次のように利益を計算します。

収益 - 費用 = 利益


 ここでの「利益」とは収益(売上)から費用(仕入・給料等)差し引いた差額概念です。
 しかし、ここで、「利益」を差額概念であるとサラリと流してしまうところに、「会計」の薄さを感じる理論体系に、経済学者達は、興味を失ったのかもしれませんね。

このことは、僕も感じていました、

この、売上を上げるために、会社やそこで働く人たちが血のにじむ思いをして、大変な努力をしています。

今の時代、売上を上げる程大変な時代はありません。


利益がどうのこうのでは、ありません。
売上そのものがないのです。

その売上を数式だからといいって、サラッと書いて説明したら、そりゃ、学者のみならず、社長達にもソッポを向かれてしまいます。

「この先生、本当に何が分かっているんだろうか」と。




士學舎 ―実学簿記学校―
〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町15-20 モナーク川越602号
049-256-7610
sato@shigakusya.com

http://shigakusya.com/

スポンサーサイト

なぜ、会計の授業がツマラナイか?②

木村氏は、この点について、著書(木村剛『会計戦略の発想法』P32(日本実業出版社 2003年))の中で、理論経済学者のJ.Rヒックスの記述と合わせて、下記のような面白い指摘をしています。

近代会計制度が確立する以前は、経済学者は「資本とは何か」「資産とは何か」「利益とは何か」という根本的な問題に真摯に向き合っていたことが推察される。
しかし、皮肉なことに、近代会計制度が確立し、複式簿記が当たり前のものになって、あたかも自動的に「利益」や「資本」が計算されるがごとき形式になってからは「会計」という存在が経済学者の気持ちから急速に薄れていくことになりました。

あたかも自動的に「利益」や「資本」が計算される、この言葉はけっこう重いですね。


士學舎 ―実学簿記学校―
〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町15-20 モナーク川越602号
049-256-7610
sato@shigakusya.com

http://shigakusya.com/

テーマ : ☆経営のヒント☆    ジャンル : ビジネス

なぜ、会計の授業はツマラナイか?①

ドイツの文豪ゲーテは言いました。
複式簿記は「「簿記は人間の精神が生んだ最高の発明である。」であると。

そうです、近代会計制度の礎である複式簿記は、「最高の発明」なのです。
複式簿記がなければ、「会計」は成り立たず、株式会社・資本主義の発達はなかったといえるでしょう。

複式簿記
  ↓
会  計
  ↓
株式会社
  ↓
近代資本主義

木村剛『会計戦略の発想法』(日本実業出版社 2003年)

近代資本主義の発達においてこれだけ重要視されていた複式簿記がなぜこれまで軽視されるようになったのでしょうか。


士學舎 ―実学簿記学校―
〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町15-20 モナーク川越602号
049-256-7610
sato@shigakusya.com

http://shigakusya.com/

テーマ : ☆経営のヒント☆    ジャンル : ビジネス

「会計」の本について⑤

~友岡氏のコメント~
「沢山売れるということはもちろん、その本によって提供される情報に対するニーズが大きいということです。
簡単に言ってしまえば、その本に書いてあるということを知りたいと思っている人がたくさんいる、その本から得られる知識が役に立つ人がたくさんいる、ということです。」『なぜ「会計」本が売れているのか?―「会計」本の正しい読み方』p19(友岡賛、税務経理協会)

だから、学者の先生方が言われる、売れる本を書くと「あんな本を書いて」とか、「くだらない本を書いて」とかいうのははっきりいって、嫉妬や妬みの世界です。

僕が尊敬する沼田嘉穂先生なんて、何十年も前から、はっきり次のように言っています。
「やさしいことを難しく書くのは、なんでもありません。学者は往々にして、この方法を採って、自分の知識jの進達さを他人に誇示します。これは誰にもできることです。反対に、むずかしいことをやさしく、平易に書くことは、じつにむずかしく、それは学問の奥義をきわめた人が加えて絶大の努力を払ってよくなしうることでしょう。」『簿記入門』p4(沼田嘉穂、光文社)

つづく

士學舎 ―実学簿記学校―
〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町15-20 モナーク川越602号
049-256-7610
sato@shigakusya.com

http://shigakusya.com/



テーマ : ☆経営のヒント☆    ジャンル : ビジネス

「会計」の本について④

また、望月氏は『数字がダメな人用 会計のトリセツ』(望月 実、日本実業出版社)で

「経営者・キャリアアップを狙っておりビジネスパーソン」
「経理担当者」
「就職活動でライバルに差をつけたい学生」
「簿記・会計を勉強している人」

これは、経営者をはじめとするビジネスパーソンということのようです。       
        

このように、会計の本は、幅広い層をターゲットにして発刊されています。

学者が書いた本は、数万冊売れれば、ヒットと言われた世界で、桁が一桁違う程売れるわけですから、
それだけ「会計」に対する本のニーズがあったということの証拠です。

もちろん、売れていないものにも良い本はたくさんありますが、売れている本はそれよりも、
良い点があるということですね。

読者はバカではありませんから、必ず良いトコがあるから買います。


つづく

士學舎 ―実学簿記学校―
〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町15-20 モナーク川越602号
049-256-7610
sato@shigakusya.com

http://shigakusya.com/



テーマ : ☆経営のヒント☆    ジャンル : ビジネス

「会計」の本について③

会の本が売れているのは、分かりました。


では著者はどのような人にその本を読んでもらいたくて書いたのでしょうか?
どのような、読者層をターゲットにしているのでしょうか?

山田氏の『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?―身近な疑問から始まる会計学―』(山田真哉、光文社新書)では、

・会計が嫌いな人
・会計が苦手な人
・会計を学んでも意味がないと思っている人

が挙げられています。

これでは、ちょっと、その対象が社長であるか、サラリーマンなのか、あるいは学生なのかちょっと分かりません。

同様に、小堺氏は、『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学』(小堺 桂悦郎、FOREST出版)で

・給料を上げたいと考えている人
・営業関係の仕事をしている人
・転職や就職を考えてい人
・中小企業の経営者
・数字は苦手だけど会計を知りたい人
・経理関係の仕事をしている人
・新入社員や就職活動をしている学生
                              等々

を挙げています。
これは、サラリーマン、学生やフリーター、会社の経営者や個人事業者等々、すべての人に読んでもらいたい感じですね。


つづく


士學舎 ―実学簿記学校―
〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町15-20 モナーク川越602号
049-256-7610
sato@shigakusya.com

http://shigakusya.com/


テーマ : ☆経営のヒント☆    ジャンル : ビジネス

「会計」の本について②

ところで、友岡氏が、最近流行りの会計本と、従来の学者が書いた専門書について、以下のように興味深い発言をしています。


友岡 賛氏のコメント
「ところで、ウチの業者、つまり学者業界では、売れる本を書くと(あんな本を書いて)と非難されます。売れている本は(くだらない本)と批判されます―(中略)―もっとも、売れている会計の本の著書の中に純粋な学者は誰もいません。大半は公認会計士や税理士、そしてコンサルタントなどといった実務家です。―(中略)― 一方、ちなみに、学者業界では、だれも読まないような、地味な論文を改定いると、禁欲的でえらい、などとほめられますが、この褒め言葉はときに、だれも読まないのに……といった、憐みも入っています。」

 『なぜ「会計」本が売れているのか?―「会計」本の正しい読み方』(友岡賛、税務経理協会)p13

つづく

士學舎 ―実学簿記学校―
〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町15-20 モナーク川越602号
049-256-7610
sato@shigakusya.com

http://shigakusya.com/






テーマ : ☆経営のヒント☆    ジャンル : ビジネス

「会計」の本について①

※参考図書『なぜ「会計」本が売れているのか?―「会計」本の正しい読み方』(友岡賛、税務経理協会)
 山田真哉氏、山根節氏、小堺 桂悦郎氏、望月実氏、林総氏らのベストセラー作家のその後は…


最近「会計」の本が売れています。
実は今まで、会計の本は学者が書くものと相場が決まっていました。しかし、ある本の出版から業界の流れが変わりました。

その本のタイトルは…


『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?―身近な疑問から始まる会計学―』(光文社新書)という本です。
皆さんも一度くらいは、この本のタイトルを耳にしたことがあるかもしれませんね。
著者は、公認会計士の山田真哉氏。

 ところで、この本は出版後2~3年でビジネスマンを中心に150万部も売れた大ベストセラーです。
業界的には、この手の本は数万部売れれば御の字だと言われています。

この大ベストセラーを受けて、
『なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?誰も教えてくれなかった!裏会計学』(小堺 桂悦郎、FOREST出版)
『数字がダメな人用 会計のトリセツ』(望月 実、日本実業出版社)
『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』(武井 宏文、ダイヤモンド社)
                                   等々が出版されました。

ちなみに、どの本もベストセラーになりました。


というわけで、今、「会計」の本が売れに売れています。

では、この手の本が、今、なぜ売れているのでしょか?

こうしたことを考えることにより、「会計」の本質が見えてくるような気がします。


つづく



士學舎 ―実学簿記学校―
〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町15-20 モナーク川越602号
049-256-7610
sato@shigakusya.com

http://shigakusya.com/


プロフィール

士學舎の学院長

Author:士學舎の学院長
FC2ブログへようこそ!

最新トラックバック
 
検索フォーム
 
 
 
 
 
 
ブロとも申請フォーム
 
 
QRコード
QR
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。